設備案内
マイクロスコープや歯科用CTスキャンなど、
歯内療法において治療の精度を上げるために必要な医療設備は
すべて高水準のものを導入しております。
また、感染対策においても効果が科学的に認められている設備を導入しております。
マイクロスコープによる診断・治療
拡大鏡(ルーペ)の拡大視野が3〜10倍程度であるのに比べ、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)は最大25倍。小さな歯の内部や、そこにある歯の神経の状態の見極め、また複雑に枝分かれした根管への処置を適切に行うためには、マイクロスコープによる拡大視野は必要不可欠となります。
歯科用CT
三次元X線画像を取得できる機器です。複雑な歯の根および周囲組織の構造は通常の二次元X線画像で正確に把握できない場合があります。正確で安全な治療のために、当院では必要に応じて歯科用CTを撮影させていただくことがあります。また、放射線被曝に関しては、医科用CTと比べ被曝線量は非常に低いため、身体へのご負担も最小限に抑えられております。
口腔外サクション(口腔外バキューム)
歯の切削や歯石除去などの歯科処置の際には、唾液・血液・切削片を含むエアロゾルという汚染飛沫が発生します。口腔外サクションを使用することで空間内に飛散するエアロゾルを90%以上削減できることが分かっております。当院では、診療室の空気汚染を予防するため、エアロゾルを発生する処置の際には、必ず口腔外サクションを使用しております。
高速度カメラによる、口腔外サクション不使用時/使用時の飛沫粒子動態像
歯科用ユニット
長時間の診療でも疲れにくいよう特注の低反発シートの診療台(歯科用ユニット)をご用意しております。また、外部注水システム(クリーンウォーターシステム)を搭載しており、根管治療や外科処置では症例に応じて滅菌精製水・生理食塩水・HBSS溶液などを使い分けております。
カリーナシステム
マイクロスコープを用いた歯科診療の映像を記録し、必要に応じて、静止画や動画を用いて歯の状況や治療内容をご説明いたします。患者さんへの説明を、より分かりやすく行うためのプレゼンテーションシステムになります。
術野カメラ
30倍光学ズームレンズを搭載した高精細な4K高画質の術野カメラシステムです。診療室全体から術野の細部までをモニターにて確認することができます。
QAIS-air(空間除菌脱臭機)
薬剤を放出しない、独自の光触媒技術・UV光で脱臭・除菌を行う空間除菌脱臭機です。現在、複数の医療・介護施設で採用されております。